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2024.04.26

外壁塗装の相場価格 適正価格を見極めるコツ

(くらしのお役立ち情報Vol.21)

外壁塗装を検討する上で相場価格、気になりますよね。塗装業者が提示した見積額の妥当性を判断したいが分からないという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ポイントさえ押さえておけば適正価格を知ることが出来ます。

この記事では、外壁塗装費用相場を正しく把握するためのコツや、相場より高い見積もりに対する注意点について解説します。これから外壁塗装工事を安心して進めるために、ぜひご一読ください。

1. 相場価格は150万円

外壁塗装の相場価格はズバリ、100万円から150万円です。この金額より大きく下回ったり、上回る場合は注意が必要です。しかし、外壁塗装は家の大きさや劣化状況、使用する塗料などでお住まいごとの適正価格は変わってきます。

ですから、より正確なおうちの適正価格を知るためにも相場価格を知るコツをチェックしてみてください。

相場価格/

一般的な2階建て住宅/塗面積200㎡

外壁の面積や工事内容、選んだ塗料などによって上記費用と大きく異なることがあります。

2. 相場を知るコツ4選

1. 塗料と面積ごとの費用を確認する

見積もり書は、「1式」ではなく「塗料別」、「塗装面積どと」の費用が記載されている見積書を選んでください。費用は使用する塗料によって大きく変わります。「作業項目別」に記載があれば塗料適正価格が分かります。

たとえば、ホームセンターなどDIYで使用する塗料は1万円程度。プロが使うものであれば10万円もする塗料もあります。塗料は機能やグレードによっても大きく変わってきます。

なので、工事の総額だけでなくどんな塗料でそれがいくらなのかをチェックするためにも「作業項目別」の見積書を選ぶ必要があります。

2. 見積もりを構成する3つをチェックする

外壁塗装の見積価格は3つに構成されています。ここでは3つの要素から確認しておくと良いポイントを紹介します。

塗料の価格は塗料の持つ性能によって変動します。また、塗料を塗る面積によって使用する塗料の缶数も変動します。

ですから、塗料そのものの値段と併せて塗装の範囲を確認しておきましょう。

  1. どんな塗料か?
  2. いくらかかるか?
  3. どこまで塗るか?
  4. 何缶使用するか?

(2)足場代

外壁塗装の足場代の相場は15~25万円です。(※40坪程度の一般的な戸建ての場合)

屋根塗装を行う場合は、屋根の勾配によって屋根用足場が別途必要になる場合があります。屋根用足場の追加費用は5万円~10万円程度です。

(3)施工費

塗装職人さんの施工費(人件費)です。施工費は見積総額の30%~40%を占める大きな部分です。ですからなぜこの価格なのかをしっかりチェックして価格の根拠を把握しておきましょう。

3. 2~3社相見積もりをとる

正しい見積もりかどうかを判断する時に有効となるのが相見積もりです。

複数の業者さんに頼むことによって塗装工事の金額や工事内容の妥当性を判断しやすくなります。

これにより、複数の見積を見比べることができ異様に金額がかかっている部分が発見できるようになります。

5~6社などあまりにもたくさんの業者に依頼すると混乱しますから2~3社に絞って相見積もりを依頼しましょう。

4. 見積条件はそろえる

見積を依頼する時はどの業者さんにも同じ条件で見積依頼をすることで比較がしやすくなります。ここでは揃えておくとよい見積もりの「希望条件」を紹介します。

  • 予算感(予算がいくらか伝える)
  • 塗装箇所(屋根・付帯部など条件をそろえる。)
  • 使用したい塗料の種類(10年、15年、20年、何年持たせたいのかを伝える
  • 塗装工事をしたい時期
  • デザイン(例えば、ベランダ部分に柄を付けたいなど)

3. 相場価格より見積もりが高いわけ

ネットの相場価格と実際の見積もり金額に違いが出てしまうことにはいくつかの理由があります。ここでは相場価格と差が出てしまうケースを紹介します。

1. お家の面積自体が大きい

ネットの相場価格は想定したモデルケースを基準にしています。ネットで見た想定された家よりも自分の自宅の面積が大きい場合は価格に差が生じます。

また、自分が計算していた面積と専門業者が実際に計算した壁の面積に差がある場合も相場価格と差が生じます。

2. 特殊なデザイン塗装

柄のあるデザインや建物にワンポイントで色を入れるなどの塗装は相場価格より高くなります。

特殊なデザインにすることで必要となる施工の手順が増えるからです。

たとえば、レンガ調の場合、レンガ調色(茶色)を塗り終えた後、目地色(白色)を塗装する作業工程が必要になります。

このような、2色塗りをはじめとする特殊なデザイン塗装などの工事工程には養生作業も2回必要になるなど作業工数が増えるため施工コストがアップします。

3. 補修を含む下地処理手間

現場調査の結果、劣化が進行しており補修を含めた下地処理が必要な場合は作業が増えるため通常よりも費用がかかります。

外壁塗装工事は、塗装工事を行う前に塗料がしっかり吸着するように下地処理を行います。また、高圧洗浄で汚れや古い塗装を落とす作業はもちろんのこと工具やサンドペーパー等を使って錆を落とす作業などがあります。

このような工程に加えて、外壁の劣化が進行している場合は補修を含めた下地処理が必要になりますから作業工数が増えて施工コストがアップします。

4. 塗料原料代の高騰

世界情勢の影響により塗料の原材料がアップしています。

その他にも、原油価格やガソリン価格の高騰を受け塗料を運ぶうえで必要になる物量コストも上昇しています。

ですから、少し前のネット情報と比べ実際の塗料価格にズレが出ており、こういった状況が相場価格との差を生んでいます。

製品によって様々ですが、塗料の値上げ率は2年前と比べ5%~20%程度の値上げ率になっており業者に払う費用に換算すると2~8万円ほどの値上げになっています。

4. まとめ

塗装工事は住まいごとに費用を見積もるため「なぜこの価格なのか」をひとつづつ確認していくことが適正価格を知る第一歩です。

相場価格よりも高かったり、安かったりする場合はその理由を業者さんにしっかり聞くことをおススメします。

さらに、より納得できる外壁塗装にするために2、3社に見積依頼をする。そして、信頼できる業者を1社に絞り、複数パターンの見積を依頼してあなたのニーズに合うピッタリのプランで塗装工事をしてください。

(アステックペイント【公式 みんなの塗装チャンネル】「外壁塗装の費用相場は?塗料代が値上げになる?見積りをプロが解説!」より一部引用)

https://www.youtube.com/watch?v=VhAclq0xu2A

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