REPORT

2024.01.18

家族の幸せを広げる!システムバスのサイズ比較ガイド(くらしのお役立ち情報Vol.7)

仕事が終わり、家についたら夕食の支度、洗濯、子どもの学校からのプリントに目を通し・・・Etc。一日の終わりぐらいはご褒美としてリラックスして入浴したいものですよね。共働きのみなさんが1日の疲れを癒し、健康を充実させるためには、快適に使えるバスルームが欠かせません。私も以前は体操座りをしながら入浴していましたが、システムバスのサイズを広くしてからはゆったりとした入浴ができるようになりました。

 というわけで今回はシステムバスのサイズに焦点を当て、自分も含め、家族がリラックスできる理想のバスタイムを手に入れるポイントをご紹介します。 「どんなサイズがいいかなぁ?」という悩みが無くなり「わたしにとってのピッタリサイズはコレ!」と選択できること間違いなしです。

1. システムバスは1616サイズ以上を設置しよう

1-1. システムバスのサイズとは浴室内の寸法のこと

システムバスのサイズ規格は、各メーカー共通で「1612」「1616」のように、幅と奥行の内寸の数字で表されています。たとえば1616サイズの浴室は、浴室内の大きさが、幅1600mm×奥行1600mmということ。そして浴槽の長辺は幅の長さに合わせるのが一般的。
でもって、各パーツのサイズは規格に合わせて予め決められているので浴槽の種類は選べてもサイズを変更することは基本的にはできません。ただし最近では、戸建て用、マンション用と各メーカー豊富サイズをラインナップさせています。

1-2. 足の伸ばせるお風呂は1616サイズ

イラスト:トクラス/エブリィ

湯船につかって、足を伸ばしてリラックスしたいならサイズは1616。なぜなら1600mmの浴室内に浴槽を設置した場合、浴槽内のサイズはおおよそ1200mm~1250mmの広さになります。平均的な女性、男性ともに足を伸ばせるバスタブを希望するなら1616サイズの浴槽になるということです。実際ショールームで入り心地を確認するのが理想的ですが、困難な場合はカタログと床に腰を下ろし足を伸ばした時の長さを測って伸ばせるかどうかを自分で確認しておきましょう。足を伸ばしての入浴は健康面でも大切なポイント。浴槽の形状と併せて入浴スタイルにピッタリなものを選んでくださいね。

1-3. 入浴スタイルから理想のサイズを選ぼう

家族の人数や構成によって、バスタイムの使用頻度や同時利用者は異なります。これに合せてシステムバスのサイズを選ぶことで、家族全員が快適にバスタイムを楽しむことができます。たとえば、大きな家族や同時に入浴することが多い場合には、広めのスペースが必要です。

      「1620タイプ」             「1624タイプ」

イラスト:TOTO/サザナ

例えば、

  • 「ゆったりと入浴を楽しみたい。広々とした洗い場で身体を洗いたい」なら1620タイプ
  • 「子どもたちと一緒に並んで座って入浴したい」なら1624タイプ

1-4. システムバスのサイズと併せてはずせない清掃性

写真:トクラス/エブリィ

システムバスはサイズの検討と併せおそうじがしやすいか確認しましょう。というのもサイズが大きくなればなるほど、おそうじの面積が増え、”名もなき家事” の時間が増すと言う事。つまりせっかくリラックス時間を手に入れても、家事の負担が増えては意味ありませんよね。ではどうすればよいかというと床や壁。どんなふうにキレイに保つ機能があるかどうかも知っておきましょう。各メーカーともカビや汚れを抑える機能を充実させています。基本搭載もあればオプションの機能もありますのでチェックしておきましょう。その結果、日常生活のリラックスは盤石なものになるはず!

  • 床ワイパー洗浄「きれい除菌」・・・TOTO
  • おそうじ浴槽        ・・・トクラス
  • とってもクリンカウンター  ・・・クリナップ
  • ホーロークリーン浴室パネル ・・・タカラスタンダード
  • 3Dプロテクトクリーンフロア・・・パナソニック
  • プラズマクラスター換気暖房乾燥機・・・MAX

2. 充実したバスタイムを楽しむ4つのポイント

2-1. ゆったりとしたサイズでのリラックス効果

写真:クリナップ/アクリアバス

システムバスが十分な広さを備えていると家族は入浴中にストレスを解消しやすくなります。ゆったりと広がるスペースでの入浴は、心地よいリラックス効果をもたらします。身体だけでなく、心も解放されストレス軽減につながります。

2-2. フルサイズのシステムバスでエクササイズ

写真:トクラス/YUNO

大きなサイズのシステムバスでは、水中エクササイズが可能です。軽い運動やストレッチを行うことで、筋肉がほぐれ血行を促進してくれます。つまりその日の疲れを軽減し、健康な体調を維持する効果が期待できます。さらに高音質スピーカー搭載の浴室であればスマートホンをBluetoothで接続。お気に入りの音楽を聴きながらバスタイムが楽しめます。

2-3. 快適な温度管理で健康向上

写真:クリナップ/アクリアバス

システムバスの広さが充分あれば、温度を快適に調整しやすくなります。たっぷりのお湯や断熱構造の壁や床が熱を逃がしにくくしてくれます。高断熱浴槽は4時間後でも湯温低下は2.5℃以下。つまり良好に温度管理してくれるので血行促進や免疫力向上につながるというわけです。たとえば、38℃~40℃の湯温は体温を上げ、ストレスホルモンを抑制し、良い睡眠を促進することが期待できます。バスタイムを通して明日の準備。リラックスを得ることがとても大切です。

2-4. システムバスの快適な環境での精神的リフレッシュ

写真:TOTO/シンラ・トクラス/YUNO

広々としたシステムバスで過ごす時間は、精神的なリフレッシュにもつながります。快適な環境で入浴することで、心身ともにリセットされストレスや疲れが解消されます。「ミスト」や「ジェットバス」、「肩湯」はさらに深いリラックスが得られるでしょう。つまり「烏の行水」のように短時間で入浴しても充分な血行の促進がされず身体が温まらない状況を作ってしまうということかもしれません。浴槽のデザイン、周辺機能(ミストや音響)家族全員の心地よい状態を予め話し合っておくことが健康維持に寄与します。

5. まとめ

写真:Panasonic/BEVAS

システムバスのサイズ比較は、健康面でのベネフィットを考慮することで、家族がより充実したバスタイムを楽しむ手助けとなります。身体とココロの健康を考え、理想的なサイズを見つけ、家族全員が幸福な時間を過ごせるように心掛けましょう。ただし1メーカーだけでプランを検討しないこと。サイズの種類、お手入れ性、浴室の形状など複数のメーカーを見てどんなものがあるのか知っておきましょう。どうか家族の笑顔が広がる、ステキなバスルームリフォームになりますように。

ホットハートリフォーム大浜燃料ではシステムバス選びをメーカーショールームの同行を通してバスルームリフォームをお手伝いしています。

ご希望がありましたらコチラまでお問い合わせください。

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