REPORT
2024.03.19
外壁塗装のベストタイミングを知る!劣化の兆候と適切な対処法
(くらしのお役立ち情報Vol.16)
建物の外観や耐久性を保つために欠かせない外壁塗装。しかし、いつ塗り替えるべきか、そのタイミングを見極めるのはむずかしいですよね。この記事では、塗装の役割や、塗り替えのタイミングを自分で見極める方法について、詳しく解説します。
1. 外壁塗装の役割は3つ
塗装の役割(目的)は3つあります。目的別に優先順位をつけておけば、計画段階で商品選びや塗装する範囲などに迷うことがなくなります。ここでは塗装の役割(目的)を紹介します。あなたの塗装工事おける優先順位を決めてください。
■美観の維持
建物の外観を美しく保つ役割を持っています。劣化した塗装は建物全体の印象を損ねるだけでなく、価値を下げる可能性もあります。定期的な塗り替えによって建物の美観を維持し、長期的な価値を保ちます。
■建物の保護
建物を外部の気候から保護し、風化や紫外線からのダメージを軽減します。特に、強い日差しや風雨が多い地域では、外壁の塗装が劣化しやすく定期的な塗り替えが必要です。
■機能性の付与
建物の断熱効果を向上させる役割もあります。遮熱性能を持つ塗装が施された外壁は断熱性能が高く、冷暖房費の削減や快適な住環境の維持に貢献します。
2. 最も大切なのは建物の保護
塗装工事の3つの役割のうち最も重要な役割は建物の維持です。
塗装は、建物を雨や湿気から保護し、内部の乾燥を保つ役割を果たします。適切な外壁塗装が行われていない場合、雨水や湿気が壁内部に浸透し、建物の損傷やカビなどの発生などの問題を引き起こす可能性があります。
新築して以降、太陽光(紫外線)や雨水、潮風といった外部の気候によりダメージを受け続けている建物を保護する塗装工事は不可欠な工事です。
3. 塗り替えタイミングを見分ける方法
塗装のタイミングは建物の状態を把握して判断します。ここでは建物の状況を見極めるポイントを紹介します。
手で外壁を触って手に白や外壁に近い色の粉が付いた経験はありませんか。実は、この動作も建物劣化を確認する方法なのです。外壁、屋根におけるチェックポイントを押さえて塗装工事のタイミングを押さえておきましょう。
■劣化症状(外壁・屋内編)
☑ チョーキングしている
触ると手に白い粉が付く現象。防水機能が低下し始めます。
☑ 外壁がひび割れしている
外壁材の膨張や収縮、振動で発生。幅0.3mm以上のひび割れは要注意。
☑ 塗膜がはがれている
外壁塗料の密着性が低下している状態。重度の劣化症状。
☑ 雨が降った後、濡れ跡が目立つ
外壁表面が吸水しやすくなっているサイン。美観が損なわれる。
☑ シーリング目地のひび割れ
シーリングが硬くなっている。シーリング自体または、その上の塗膜がひび割れしている。
■劣化症状(屋根編)
☑ 色褪せしている
塗膜が劣化しているサイン。防水機能が低下している
☑ 藻やカビが発生している
防水機能が低下している。雨水が侵入し内部の部材を傷める可能性がある
☑ 屋根材がひび割れしている
屋根材の重度の劣化症状。割れた屋根材が崩落する危険もある。
☑ 板金がサビている
塗膜劣化のサイン。錆が発生している。
☑ 付帯部分の劣化
雨樋などの劣化やそれを支える金具などの劣化。付帯部の性能が低下しているサイン。
4. 塗り替えは約10年前後
新築から10年経過した建物は塗装を検討する時期です。新築時に塗装された塗料が劣化し始める時期だからです。傷みが進んでから工事するよりも劣化が軽いうちに塗装を検討する必要があります。
地域や建物環境、塗料のグレードによって劣化の進行具合は異なりますがおおよそ10年というデータがあるのです。
塗り替えのタイミングはあなたご自身でも見極めることができます。しかし、正確に塗装の重要性を確かめるためには専門の業者に依頼するほうが正確です。
まずは、自分でお住まいを一周して現状を確認しましょう。そして劣化が気になったり、塗装した方がいいか迷ったら業者に見てもらいましょう。
(アステックペイント【公式 みんなの塗装チャンネル】「住宅塗装の役割と時期」より一部引用)
https://www.youtube.com/watch?v=ZPX-ojbAYxM
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