（くらしのお役立ち情報Vol.32）

外壁のひび割れは、建物の美観を損なうだけでなく、放置すると水漏れや構造上の問題を引き起こす可能性があります。

外壁のひび割れを見つけたら、早急に補修を行うことが大切です。

補修方法には、専門の業者に依頼する方法と自分でDIYする方法があります。それぞれのメリットとデメリットを比較し、あなたに最適な方法を見つけましょう。

業者に依頼するメリットとデメリット

【メリット】

１.　プロの技術と知識

業者は外壁補修の専門知識と技術を持っているため、問題を正確に診断し、適切な修理を行います。ひび割れの原因を特定し、根本的な解決策を提供できるのが大きな利点です。

２.　品質保証

多くの業者は、補修後の保証を提供します。これにより、補修後に再度問題が発生した場合でも安心して対処できます。

３.　時間の節約

　自分で補修する場合、材料の準備から作業完了まで、多くの時間がかかることがあります。特に、初めてのDIYの場合は手順や道具の使い方に慣れるまで時間がかかることもあります。しかし、業者に依頼する場合は、作業の経験や専門知識を持ったプロが迅速に対応してくれるため、自分で行うよりも作業時間を大幅に短縮できます。

【デメリット】

１.　費用がかかる 　

専門の業者に依頼する場合、費用が高くなることが一般的です。特に大規模な修理になると費用が増大します。

２.　業者選びの手間 　

信頼できる業者を選ぶためには、口コミや評価を調べる必要があります。悪質な業者に依頼すると、逆に問題が悪化するリスクもあります。

自分でＤＩＹするメリットとデメリット

【メリット】

１．コストの節約

自分で補修を行うことで、業者に支払う費用を節約できます。材料費のみで済むため、予算が限られている場合に有効です。

２．達成感

自分の手で修理を行うことで、達成感を得られます。DIYが趣味の方にとっては楽しみの一環となります。

【デメリット】

１．技術と知識の不足

適切な補修を行うためには、一定の知識と技術が必要です。不適切な補修は、逆に問題を悪化させる可能性があります。

２．時間と労力がかかる

材料の購入から実際の施工まで、自分で行うと多くの時間と労力が必要です。特に大規模なひび割れの場合、作業が大変です。

■　DIY補修の手順

１.　準備
　必要な材料と道具を準備します。具体的には、ひび割れ補修材、ヘラ、ブラシ、マスキングテープ、サンドペーパーなどが必要です。

２．ひび割れの清掃
　ひび割れ部分をブラシで清掃し、ホコリや汚れを取り除きます。これにより、補修材の密着が良くなります。

３．補修材の塗布
　ひび割れ部分に補修材をヘラで塗り込みます。均一に塗布し、表面を平らに整えます。

４．乾燥と仕上げ
　補修材が完全に乾燥した後、サンドペーパーで表面を滑らかにし、必要に応じて塗装を行います。

まとめ

外壁のひび割れ補修には、業者に依頼する方法と自分でDIYする方法があります。

業者に依頼する場合は、高品質で安心な補修が期待できる反面、費用がかかることがデメリットです。

一方、自分でDIYする場合はコストを抑えられますが、技術と時間が求められます。

ひび割れの程度や自身のスキル、予算に応じて最適な方法を選びましょう。適切な補修と定期的なメンテナンスを行うことで、大切な住まいを長持ちさせることができます。

どちらの方法を選ぶにせよ、早めの対処が大切です。ひび割れを見つけたら、まずは状況を正確に把握し、適切な対応を行いましょう。

もし、専門の業者に依頼することを検討している場合は、信頼できる業者に相談することが重要です。

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