REPORT
2023.09.22
くらしのお役立ち情報 Vol.2
でんきとガスでハイブリットにお湯を作る
深夜の家事から解放された暮らし
昨今の物価上昇、原材料費高騰に伴う電気やガスの値上げで、光熱費の見直しを考えている方が増えています。「生活防衛のために何か良い手立てはないものだろうか・・・。」たとえば、電気一択ではなく、ガスも選択肢に入れたエネルギーミックスはどうだろうか。そんなお悩みに今回は、ハイブリット給湯器を学んでいきたいと思います。
原材料費高騰に伴う生活物資の値上げが私たちの家計負担の増加という形で大きな影響を与えています。一方で自分のライフスタイルに合わせたものを選択する動きが出てきており、これからは「エネルギーコスト」と「快適な生活」の両方を実現するために必要なものを選ぶことが大切です。
国の家計施策も9月までは実施されるが、その後は…?
国の「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」では、低圧(家庭等)における電気代割引単価7.00円/Kwh(税込)が閣議決定されました。期間は2023年2月から9月分までの期間。2023年10月分は半分の3.50円/Kwhが割引かれることが決まっていますが、その後は未定となっています。物価高を乗り切るためには省エネ機器にも目を向ける必要がありそうです。⚠️
1. 変化するライフスタイル
たとえば、10年前にご夫婦お二人で生活をスタートさせたご家族。夜型中心の生活だったため、価格メリットを考えエネルギー一択のオール電化を選択。しかしながら、お子さまの成長によって生活のスタイルも夜型から昼型に変化。ここ数年の猛暑の影響で子どもが自宅にいることが増え、電気エアコンの長時間使用など、エネルギーの価格メリットが薄れてくるケースも・・・。お子様の成長も楽しみな反面、家計にやさしい快適なエネルギー選びを模索する時代となっています。
2. 電気代削減!毎日の暮らしがラク(ラク)になる
エネルギーミックスプラン
私たちの日常生活にはエネルギーが必要ですが、1つのエネルギーに頼るのは、環境性、経済面や災害(災害に対する強靭性:レジリエンス)から考えても得策といえるでしょうか。大切なのは、ライフスタイルや家族構成に合せた最適なエネルギーの組み合わせを見つけること。でんきとガスを使ったエネルギーミックスプラン。その理由を見ていきましょう。
3. ハイブリットで光熱費を削減!
家庭に占めるエネルギー消費の約4割は給湯。この給湯エネルギーの消費をいかに抑えるかが光熱費削減のポイント。”ハイブリット給湯器”はでんきとガス、2つのエネルギーを使うことで燃費よくお湯を作ります。年間の光熱費はオール電化住宅と比べてもそれほど変わりません。また、価格上昇を続ける電気代。エネルギー1択はハイリスク、ハイリターン。でんきとガスのエネルギー分散でリスクヘッジにもつながります。
4. 9割はでんき。湯切れや追い焚きにはガス。
ハイブリット給湯器は電気を使って9割のお湯を作ります。その仕組みはエコキュートにも搭載している電気式ヒートポンプ。1の電気で3のお湯を作ります。
そして、追い焚きする時や電気で作ったお湯がなくなった時にはパワーのあるガスで瞬時にお湯を作ります。たとえば、湯切れで「今日、お風呂に入るのをあきらめる」ことがありません!
5. 省エネのしくみは深夜電力で一気にお湯を作らないこと
夜10時から翌朝6時までお湯を作るエコキュートとは違い、その日の必要湯量を時間帯ごとに予測してお湯を作るハイブリット給湯器。さらに、昼間はヒートポンプの力を利用して沸き上げ温度を45℃~60℃にして低温運転で効率よくフロン(R32)で沸き上げるから、エコキュート(ナイトタイム作動)と比較しても給湯に関わるランニングコストは同等を実現します。しかもその日必要な分だけ貯湯するので湯余りなし。貯湯タンクは、エコキュート貯湯タンク(370L)と比べ、約3分の1(130L)とコンパクトですが、たとえば冬は60℃で貯めますから、130Lの貯湯タンク容量であれば230Lのお湯(42℃程度)が使用できることになります。もちろん、ガス給湯器がバックアップしますので湯切れ、温度不足も予防できます。ハイブリット給湯器は、深夜電力でお湯を一気に作るのではなく、使うお湯を予測して、都度作るのででんきとガス、2つのエネルギーを使っても省エネなんです。
6. 夜10時からの家事から解放!
子どもの成長に伴いどんどん増える洗濯物や家事。ガス衣類乾燥機なら乾燥時間も約60分と電気式の乾燥機と比べ約半分の時間で乾燥完了。時短化にも繋がります。さらに電気代の安い時間帯に合わせて家事をする必要もありません。ガスならいつ使っても単価は同じ。22時以降に集中していた家事から解放されます。もちろん、仕上がりも繊維の根元からふんわりと優しい肌触りです。自宅がコインランドリー化すれば長雨や洗濯忘れから増えてしまう”コインランドリーへの往復」という名もなき家事からも解放されますね。「ママ、明日の体操服は?」というお子さんからの声を聞いてももう大丈夫です。
7. 在宅避難という選択肢
地震や集中豪雨による自然災害。カセットコンロ型発電機で災害対応住宅に。ハイブリット給湯器と併せて災害の備えをしてみましょう。Honda発電機は凹凸の少ないスクエア形状。(H524㎜×W262㎜×D365㎜)縦型デザインだから狭い場所にも収まりよく収納できます。さらに燃料は、扱いやすく入手しやすいカセットこんろ用のカセットボンベ。ガソリンと比べて劣化に強いことも管理しやすく安心です。もちろん、折りたたみ式のハンドルと大型車輪を装備していますから、保管場所など、離れた場所からの移動も楽に行えます。
8. 災害時にお湯が出る幸せ
発電機で電気が供給されていればヒートポンプが作動してお湯を作ります。ハイブリット給湯器の電源は100Vですから発電機で対応可能。太陽光や蓄電池の無いご家庭でも小型ガス発電機でレジリエンス性(強靭性)の確保が可能です。さらにプロパンガス供給先なら災害にも強く、復旧も迅速。バックアップのガス給湯器で追い焚きや給湯が長時間可能になります。住み慣れた家での在宅避難はプライバシーの制限もなくさらには感染症リスクも低く抑えることが出来ます。もちろん、気心の知れた人との避難生活は安心できます。
9. エネルギーをミックスした暮らし
エネルギー単価の安い時間帯に合わせた生活。
ライフスタイルの変化から、いつの間にか自分らしい生活ではなく、時間を気にする生活に‥‥。
時間帯に縛られず自分らしい生活が出来るハイブリット給湯器。いかがでしたか。
でんきとガスを使うことで時間帯に制限のある家事からおさらば!
災害が多い世の中において在宅避難という強い家づくりも実現できる
エネルギーミックスを10年先を見据えて考えてみましょう。
ライフスタイルの変化に合わせたエネルギーや暮らしのご相談は
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